2015年12月20日

映画「母と暮せば」

「父と暮せば」は広島でしたが、こちらは長崎のお話。
長崎の原爆で死んでしまったのは、医者を目指していた息子です。結婚を決めていた女性がいました。

その女性は「父と暮せば」の時の娘に似ています。友人も亡くして、どうして私が生き残ってしまったのだろうと思っている。

母は息子が戻って来るのではと3年暮らしていたけれど、そう思うのはもうやめようと思った時にあの世の息子が現れるのです。

なぜ息子は現れたのだろう。観終わって思いました。母を元気づけるため? 元恋人の幸せのため? 自分の未練を断ち切るため? それとも最初から母の運命を知っていたのでしょうか。
「原爆で(戦争で)、死んだことは運命とは言わない」と言う母。この母も、もしかしたら原爆のせいで弱っていたのかもしれない。

残された人たちの悲しみは終わらない。


カトケンが「上海のおじさん」という役で出ています。自分で「上海のおじさん」と名乗る変なおじさん。闇の食べ物とかを売ってる。でもこのおじさんも、とても悲しいことがあった人です。
「上海のおじさん」はやたらと明るくさわがしく、女のひとり住まいの家にやってきます。好かれてないのはわかっていると思いますが。さみしく静かな家の中に、俗な空気を入れに来てくれるおじさんです。
タグ:映画
posted by Nobody at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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