2016年11月29日

加藤健一事務所「誰も喋ってはならぬ!」下北沢・本多劇場にて

やっぱり「喋ってはならぬ」には2つの意味がありました。レコード聴きたいのだからということだけでなくて。ただし、どうしてそれが今日なのっていう悲喜劇。
主人公にとって楽しい土曜日のはずだったのに……。

カトケン演ずるミッシェルはちょっと嫌な奴です。少し人を見下す感じがある。でも、かわいそうなのですが。

初共演の島田歌穂さんは珍しく歌わない役です。歌わない歌穂さん見るのは初めてかも。

登場人物はみんなヘンな人です。

階下の住人でポーランド人のパヴェル(初共演の渡辺徹さん)はまあまともな人かも。ずうずうしいけど。
とても丸々してる体型と憎めないところが、このとんでもない土曜日のお話の角を丸くしてくれてるようです。

欲しかったレコードを手に入れて上機嫌で帰ってきたミッシェルに妻のナタリーがある告白をする。20数年昔のこと。そんなのもう時効だしそれほど悩まなくたってとまだ機嫌のいいミッシェルも観客も思います。だってミッシェルだって同じことしてるしー。
でも終盤になってやっと登場人物が全員出てきて聞きたくない、言って欲しくない、とんでもない告白。
今回の笑いはひきつります。

ラストでひとりになったミッシェル。静かになった部屋でやっとレコードが聴けるのだけど――

フロリアン・ゼレール作、中村まり子訳のこのお芝居は本邦初上演。ゼレールはフランスで超売れっ子作家だそうです。

上演時間は2時間弱。休憩なしです
12月7日まで
posted by Nobody at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇・ミュージカルなど | 更新情報をチェックする
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