2017年09月03日

映画「続・深夜食堂」(DVD)

映画「深夜食堂」のつづき3話。

3つのお話に共通してるのは喪服?。

不夜城の都会。深夜営業のめしやがあっても不思議はない。とくに深夜だからというお話でもない。一日の最後(最初?)に食べたくなったらここに来る、料理やお酒に元気をもらう。

話がつながっている訳ではないけれど、続きなので、前作を観ておいたほうが良いかもしれない。もし続続ができたら、エピソードの仲の新しいメンバーが追加されるかも。



大河ドラマで猫を抱いてる和尚さんもいいですけど、小林薫さんはこういう役も作務衣も似合いますね。
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2017年08月27日

映画「リトル・ボーイ ちいさなボクと戦争」(DVD)

戦争に行った父親を待つ小さな男の子のお話。

男の子はちょっと体が小さい。町の悪ガキにいじめられてばかりいる。あだ名がリトルボーイ。

町にいつの間にか日系人が1人いる。司祭の友人のようなのだけど、なぜ強制収容所に入れられなかったのかわからない。子供でさえ彼を「ジャップ」と呼ぶのだ。

男の子のあだ名と日本人。なんだか嫌な予感。

司祭に言われてその日系人と仲良くしようとする男の子。敵とみなされている日系人に町の人も冷たいし、なかなか上手くいかない。ちょっとこわもてだし。

男の子は魔力を使える。と、信じている。本人も半信半疑なのだけど。
父親の無事を願って、海の向こうに毎日毎日魔力を送ると……。

ちょっと違うのではないかと思う場面も多いのだけど、こんなだったと言う人もいるかもしれない。
ただ、原爆が2つ落とされたことを伝えていない。2つの町の沢山の人が死んだことを伝えていない。戦争のことも知らない人もいる。誰もが原爆の事を知っているわけではない、たぶん小さい人たちもこの映画を観るでしょう。そのときの「ボク」は知らなくても、語り手は大人になった「ボク」なのだし。フィクションの映画でも、きちんと伝えてほしい。昔話ではないのだから。



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2017年08月21日

映画「手紙は憶えている」(DVD)

妻を亡くした老人が昔アウシュビッツにいたドイツ人を探すお話。

90歳にもなる老人の妻は1週間前に亡くなったのだが、朝起きると忘れてしまっている。毎朝少し混乱する。
彼はユダヤ人でアウシュビッツにいた。家族を殺された。彼のいる老人ホームには同じめにあった人がいた。その人が書いた手紙にそって、妻を亡くした老人はアウシュビッツにいたドイツ人を探す旅に出る。

手紙には妻が亡くなったこと、認知症のこと、この旅ですることが書いてある。

サスペンス映画です。サスペンスものはあまり借りないので、本当にサスペンス?と思いながら観ていたら、まさかの結末でした。

ラベル:映画 DVD
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2017年08月13日

映画「アスファルト」(DVD)

フランスの、ある団地の住人たちのお話。

エレベーターの修理費を「エレベーターは使わない」と言って払わない男性。
母親が部屋にいつもいなくて学校をサボってる少年。
息子が鑑別所みたいなところに入っている母親。

なぜか宇宙飛行士の様子がはさまれてる。

エレベーターは使わないと言ってた男性は馬鹿なことをして、足を痛めて車椅子の生活になってしまう。だから、団地を出るにはエレベーターを使わないといけなくなるのだけど、「使ってはいけない」と決まったので堂々と使えない。
誰もエレベーターを使わない夜中に乗って外に出る。

エレベータの修理の日に引っ越してきた女優は、隣の少年と知り合う。

手違いで団地の屋上に帰還してしまった宇宙飛行士は、(たぶん最上階に住んでる)息子が留守の母親の部屋に助けを求める。言葉は通じないけど母親は親切にしてくれる。

お話はバラバラ。なんか変。共通点は何かな。「秘密」かな。
秘密は楽しい。


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2017年08月05日

映画「ミス・シェパードをお手本に」(DVD)

バンに住む老女と劇作家のお話。

ほとんど実話とあるけどたぶん沢山盛っている。
ただ、シェパードさんのことは本当なのかもしれない。

最初の場面でもうこの老女が事件から「逃げている」のだとわかるので、捕まってしまうのかなあと思ってしまうのですが、違いました。

ぽんこつなバンに乗って、きっと異臭のするシェパードさん。でもご近所さんは親切。表向き親切。追い払ったりなどしません。住人たちは中流でそこそこいい暮らしをしていて、つくり笑顔が上手な人たち。
シェパードさんは全然感謝せず、謝らずのなのに。

そんな所に引っ越してきた劇作家。ひとりものであまりお金はありそうにない。年老いた母親ネタの芝居ばかり。そこそこウケているようだけど。
なぜかシェパードさんが居ついてしまう。駐車場だけど。
今度はシェパードさんネタを書くようです。

シェパードさんの過去を知るうちに、どうしてこんなにも性格がねじ曲がってしまったのかなと思う。逃げていたからなのか。

シェパードさんが劇作家の家の駐車場に居ついて15年。その間にロンドンは福祉が良くなったようです。劇作家もシェパードさんもほとんど変わりがないのだけど。



舞台劇を映画化したものだそうです。やっぱりこの劇作家はシェパードさんネタで書いたんだな。
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2017年07月30日

映画「ストリート・オーケストラ」(DVD)

スラム街の学校のオーケストラ部の先生になったバイオリニストのお話。

神童と言われ、父母の期待も受けてバイオリンにすべてを捧げているのだが、上手くいかない。それでもいい仲間がいるし、いい人なのだ。そんなにお金にならないのに、オーケストラの先生の仕事を引き受けたのだから。

子供たちのオーケストラは耳をふさぎたくなるようなひどい音。ひとり筋のよさそうな男の子がいる。

先生もたぶん貧しかったのでしょう、子供たちに自分が重なるのでしょう。匙を投げずに根気よく教える先生。何度もやめようと思ったろうけど。
子供たちを守ろうとしてギャングに会うことになったり。

ラップやブレイクダンスが似合いそうな子たちなのに、よく退屈だとやめないで、クラシックの曲を弾いているなあとも思うのだけど。そこはよくわからない。試験の免除とかあったのかな。学校のためになんて子供は思わないでしょうし。

子供たちは上達し、音楽の楽しさを感じていく。

先生はオーディションに受かって、有名な交響楽団に入れることになる。両方掛け持ちは無理だと思うけど、やっぱり心配で先生もしてしまう。心配してるほうが本業がおろそかになってしまうから。

モデルになった楽団があるようです。スラム街のオーケストラという話は聞いたことがあると思ったけど。とくに「実話に基づく」とただし書きはなかったみたいなのですが。

エンドロールの曲がカッコイイです。


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2017年07月23日

映画「神様の思し召し」(DVD)

医学生の息子に神学校へ行くと言われた医師のお話。

父親は自己チューな心臓外科医。家族もバラバラな感じ。
息子は頭も良さそうで素直な感じなのだけど、突然「神学校へ行く」と言ったものだから、父親はパニックに。

息子はちょっと変わった神父の話を聴きに行っていた。うさんくさいと思った父親は嘘をついてその神父に近づくのだけれど。

前半は家族の話なので、何かこんな話あったなあと思ったのだけど、嘘がばれてから、神父の話を信じられるようになってから、医師は変わっていく。

梨の実が落ちるのは何のせい?
科学を否定しないけど、答えはそれだけではない。
でも、神父の答えならちょっと気持ちが軽くなるかも。
理不尽なことも神様のせいだ。だからって諦めるとか逃げるわけじゃない。

バッドエンドじゃない、この結末はきっとハッピーエンドだ。


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2017年07月15日

映画「ベトナムの風に吹かれて」(DVD)

母をベトナムで介護する日本人女性のお話。

少し訳がわからなくなっているけど体はしっかりしてる高齢の母。無謀にもその母とベトナムで住むという娘。
娘はベトナムで日本語を教えている。

ベトナムに住む娘の周囲にはいろいろと手助けしてくれるやさしい人たちがいて、母も少ししゃんとしてくる。

この母娘の話の合間にベトナムの戦争のこと、学生運動がさかんだったころの話が入る。娘は団塊の世代なのです。

終盤、介護に追われることになる娘。かなりつらそう。ここは日本でも同じだ。
寝たきりになってしまうとひとりでの介護はどこでも大変。それでも望んで介護をしてる娘。

でも、新潟から出られなかった母親には雪のないベトナムに来たことだけでも幸福だったのでしょう、きっと。



ラジオ「関西発ラジオ深夜便」のアジアリポートのコーナーでハノイからお話してくれる小松みゆきさんの本が原作。
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2017年06月04日

映画「団地」(DVD)

漢方薬屋をやめて団地に移り住んだ夫婦のお話。

藤山直美と岸部一徳の夫婦。これは面白いに違いない、なのですが。

夫婦が漢方薬屋をやめて団地に住むようなったわけは、子どもを事故で亡くしたからなのです。噂話が好きな人たちが多いのでひとりくらいにしか話していないようです。もといた場所からあまり離れていない団地のようなのですが。

妻は慣れないスーパーのレジのパートをしている。夫には何もすることがない。
そして夫が失踪しているという噂がたつ。

時間が時々進んだり戻ったりします。気にならないのですが、ラストで意味があったんだなと思います。

団地でそんなに大声出してはいけないよ、つつ抜けだよと思いましたが、空き部屋が多いから大丈夫なのかな。

「団地」なんてホームドラマっぽいタイトルですが、藤山直美と岸部一徳ですが、サスペンスでもなく、なぜかSFっぽいお話になってます。


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2017年05月22日

映画「素敵なウソの恋まじない」(DVD)

ホッピーさんの恋のお話。

ホッピーさんが恋をしたのは彼のアパートの階下に住む女性。ホッピーさんのベランダから彼女のベランダが見えるのです。彼女に告白しようと思いつつも、ベランダから話すことしかできないホッピーさん。
そして、彼女はベランダでカメを飼うようになった。

カメのことを恋のライバルだと思ってたホッピーさんに彼女は「カメが大きくならない」と悲しむ。
ホッピーさんは彼女を喜ばせようと思って……

タイトルにある「おまじない」はかわいい。けど、ホッピーさんちょっとやりすぎで、とても笑えます。

ホッピーさんのことを語る男性がいるので、なんだか絵本のようにお話が進む。
ホッピーさんの部屋のベランダは色んな植物で別世界です。やっぱり絵本から出てきたように。

口べたなホッピーさん。彼女にばれてしまった時、正直に全部話してたら笑ってもらえたと思うけど。
「おまじない」は本気にしないでしょう、大人なんだから。

高齢の男女のラブストーリーなんてと思ったけど、意外にも面白いです。



原作ロアルド・ダールだって。なるほどね。

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2017年04月23日

映画「家族はつらいよ」(DVD)

両親が熟年離婚か?というお話。

パート2が完成したそうなので1作目を観てみた。

長男家族と独身の次男坊と暮らす父母。7人と犬だから、わりと大家族。いまどきよくある家族でもないですね。間取りがよくわからないけど、2世帯住宅でもない感じ。長男の嫁は大変だろうな。
夫婦喧嘩して帰ってくる娘もいる。女同士は険悪なことはなそう。夫婦喧嘩してもまだ娘夫婦は「離婚」の現実味はない。

家族ってどこまでを言うのかなと思う。同じ家に住んでいれば家族? 家を出ても家族?

次男は結婚して家を出る。新しく彼の家族をつくるため。

少し高齢に入ったご夫婦は一緒に観ないほうがいいかも。女同士男同士で観たほうがいいかもしれません。
それぞれ個性的な夫婦なので、何作でも作れそうな「家族」です。



ラベル:映画 DVD
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2017年04月16日

映画「ハドソン川の奇跡」(DVD)

2009年ハドゾン川に不時着水した航空機事故のお話。

乗員乗客155人全員が無事だった航空機事故。機長は「英雄」と呼ばれるが、それはだれも望んではいなかったことだった。予想外の出来事が起こした事故のための不時着水。155人が助かったのも良いタイミングのおかげ。

けれど、もし機長がこの人でなかったら、どうなっていたのかとも思う。飛行機を操縦して40年の機長だからできたこと。
やっぱり「奇跡」だ。

全員が助かったとはいえ管制の言うとおりにできたはずと、機長たちは調べられることになる。危険な判断だったから。
事故を検証していくと、機長の判断の正しさがわかる。操縦士としての技術の正しさも。

実際に起こったことだし、記憶に新しいことなのでノンフィクションに近いのでしょう。
映画のほかに本人たちの話しもDVDに入ってました。映画と違和感のない人たちで、ドキュメンタリー映画を観たような気持ちになりました。

人の命を運ぶような仕事をする人は、みなこの機長のようでなくては務まらないのでは。


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2017年03月28日

映画「ジャングル・ブック」(DVD)

ジャングルでオオカミに育てられた男の子のお話。

たぶんアニメも観てないし本も読んでいない。もっと野性的な少年のお話なのかなと思っていたのだけど。オオカミのような少年ではない。

なんと言っても驚きなのは、動物たちが英語を話している。もちろん人間の子どもの少年も。小さいときにジャングルに入ったのに。
動物たちは動物語(?)を話してるはずでしょ、たぶん。でも口の動きが人間のよう。
人間の子以外はCGだと聞いた。たぶん1匹もタレント動物はいないようです。CGがとてもリアル。
なんだかとても違和感があって気持ちが悪かった。
デフォルメされたアニメーションの方が違和感はないかもしれない。
英語を話さない動物もいるのです。この違いはなんなのかなあ。

吹き替えで観たらどうかと思ったら、なぜか違和感がないです。部分的に観ただけですが。一度観たからなのか、日本語の方がリアルじゃないのか。大人が観る時でも日本語吹き替え版で良いかも。
歌の部分も日本語です。


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2017年03月19日

映画「帰ってきたヒトラー」(DVD)

2014年のドイツに現れたヒトラーのお話。

ヒトラーそっくりの芸人、ではなくこの人は本物のヒトラーらしい。
現代にすぐに適応してしまうヒトラー。なのでよけい芸人だろうと皆思う。
本物のヒトラーのことは若者は知らない。思う壺だ。

さっそくテレビで人気者になる。ヒトラーを知っている世代もまだいるはずなのだが。

自ら本を書いて、映画化ということになって、ますます思う壺だ。

フィクションだしコメディーだけれど、最後は怖くなる映画です。


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2017年02月28日

映画「クリーピー 偽りの隣人」(DVD)

異常な男に壊される人たちのお話。

男は家に入り込み隣人も巻き込む。自分では殺さない。家にこだわる。
この隣人の男ははじめから「普通」じゃない。嫌な感じの人。けど、そういう人もいるんだろうなんて思って近づいたらアブナイ。
殺人を手伝うことになってしまった人たちは、正気のようで正気でない。

3月に入れば引越しシーズンになりますが、引越しが怖くなるようなお話です。



ドラマ「MOZU」のふたりの共演。なので、あまりこのテの映画は観ないのだけどついつい借りて観てしまいました。
ラベル:DVD 映画
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2017年02月19日

映画「教授のおかしな妄想殺人」(DVD)

哲学の教授が犯した殺人のお話。

妄想殺人?ではなく、教授は殺人をしてしまいます。妄想するだけでも良かったのではないかと思うけど。それとも、実際に教授は相手が死ぬところを見ていないので、あのあともう一人の犯人がいたのか。

殺人事件の真相はわからないのだけど。

ただの「妄想」だけなんだろうと思ったら、そうでないようなのでがっかり。変人の哲学の教授もやっぱり凡人なんだ。殺人が成功しなくてもよかったのに。完全犯罪になる(はずだった)殺人なのに、なんで「妄想殺人」ってタイトルなんだろう。


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2017年02月11日

映画「ハロルドが笑うその日まで」(DVD)

北欧ノルウェーで高級家具の店をやっていた男のお話。

別にハロルドは笑わない偏屈な男なのではない。世話焼きで、面倒見もいいし、人がいい。
高級家具を作ってきたけど、隣に出来た家具量販店のおかげで店は潰れた。妻をずっと介護してたけど、それも出来なくなり、介護ホームに入れたら亡くなってしまった。
店に火をつけて自分も燃やそうとしたら、スプリンクラーで助かった。

気の毒なお話だけど、おかしなお話です。

その有名な家具量販店に復讐しようと、店の創業者の誘拐を考える。どうするのかと思ったら、たまたま拾った。

途中知り合った少女と一緒に隠す。雪深いし、歩いてる人もいない。多少の間、人がいなくなっても気にならないのか? このおじいさんは家族に疎まれてるのか。誘拐されてるのに、態度がでかいし。

意味深なタイトルなのだけど、コメディーです。1度は死のうとしたけど。本気で誘拐も考えてたけど。
ハロルドが大笑いするところは、とても気持ちよさそう。


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2017年02月04日

映画「追憶の森」(DVD)

青木ヶ原樹海で死のうとしたアメリカ人男性のお話。

死ぬのにとても良い場所が青木ヶ原だそうだ。
主人公が立ち入り禁止の森を進んでいくと何体もの死体を見たりする。このあたりでと座りこんだら、出口を探している日本人の男に出会う。

アメリカ人の彼がなぜここに来たかという話しが、はさみ込まれる。
彼は科学者で非常勤講師で収入が少なかった。不動産業の妻に頭が上がらなかった。

出口へ続く道は見つからない。さっき歩いてきたのに。
日本人の男は怪我をしている。彼を助けながら行くのだが、自分も怪我をしてしまう。
死体の衣類を脱がして着る。なんか地獄のようだ。
だけど男を助ける為には、とにかく自分が助からないといけない。アメリカから死にに来たのに。

大人のおとぎばなしです。
日本人の男の言うことに時々あれっと思うところがあります。
自殺の名所と言われるけれど、とても美しい森です。みな美しい場所で死にたいと思うのでしょうか。
「病院でなんか死にたくない」と言ってた彼の妻は、ここに来たかったのかもしれない。自殺するためでなく。

天国のようで地獄のようなこの青木ヶ原樹海の立ち入り禁止の場所に行きたいという外国の人が増えても困りますが、実際外国からでも青木ヶ原に来る人がいるのでしょうか。

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2017年01月28日

映画「さざなみ」(DVD)

結婚45年を迎える夫婦のお話。

とても仲の良い夫婦です。
で、次の土曜日はふたりの結婚45年記念パーティー。

その週のはじめ、50年ほど前にスイスの山で行方不明になった、夫の若いころの彼女の遺体が氷の下から見つかったという手紙が来る。
妻はその「彼女」にやきもちをやいてしまう。

結婚する前の事だし、昔の事だし、死んでいるのだし、そんなに気にすることないじゃないと思うけど、妻は夫がその「彼女」を思い出していることだけでも嫌なのです。知らないことがあるということがきっと嫌なのでしょう。
それほど、妻は夫を愛しているということなのだけど。

思い出よりも45年間一緒に生きてきたことが素敵なことなのでは。子どもはできなかったけど。思い出の写真みたいなのも撮ってなかったけど。



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2017年01月16日

映画「神様メール」(DVD)

神様の娘が新・新約聖書を書かせるために人間世界に出て行くお話。

あんまり人間を不幸にする父親が嫌になって、父を懲らしめようと人間たちに余命カウントダウンのメールを送る10歳の女の子は神様の娘でJC(イエス・キリスト)の妹。

余命がわかったら何をするだろう。したいことができる余命だったらいいけど。その余命というのも父親が勝手にいいかげんにつけたようなのです。

女の子はテキトーに使徒を選ぶ。会ってみるとわりと余命の少ない人たちで、みなそれぼど遠くない場所に住んでいた。使徒たちの言葉を本にすれば新・新約聖書ができる。

へーんなお話ですが、この世が映画のラストのようになったら楽しいだろうなあ。


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